「人生を変えたいと思っても結局なにも変わらない」
そんな悩みありませんか?
頑張っても全然変わらないです…
それはあなたが、なにかに『執着』しているからかもしれません。
執着をする=潜在意識では過去、または現状を変えたくないと思っているということなんですね。
自分では「人生を変えたい!」と強く思っていても、
潜在意識では「変わりたくない!」と思っている。
矛盾が生じてしまっているわけです。
今回の記事では、「人生を変えたい!」と思っている方に向けて、
執着の手放し方と、執着の危険性について解説していきます。
- 人生を変えたい!と思ってる人
- つい執着してしまう人
執着を捨てる
お釈迦様の教えで、執着を捨てることを『四諦』したいと言います。
四諦にはそれぞれに段階があります。
「この世は苦悩に満ちているんだ」と分かること
「執着することが、悩み、苦しみ」のもとだと分かること
「執着をなくせば、その悩み、苦しみ」がなくなるのではないかと悟ること
「その滅することを日常生活のあらゆる時にやっていけばいいのだ」と理解すること
悟りの境地
別に執着をなくして『悟れ』と言っているわけではありません。
「執着を手放すことで人生は驚くほど楽になる」ということを皆さんにお伝えしたいのです。
憧れは執着
理想とする生活や人物像はありますか?
あなたはそのために頑張っていますか?
その考え、捨ててください。
理想というのは、「こうなりたい!」という執着なんですよね。
つまり、「今の自分では幸せじゃない」ということ。
じゃあ理想を手に入れたらあなたは心から幸せになれるんでしょうか?
そりゃあ理想の人生を手に入れたら幸せになれるんじゃないの?
手に入れたときは少しの間は幸せになれるかもしれません。
でも、残念ながらその幸せは長くは続かないんですね。
なぜなら、またあなたは上を見て、
もっと凄い自分、もっと理想の生活を探し始めるからです。
そうならないためにはもっと根本的なところ、
つまり、「こうなりたい!」という執着を手放すことです。
頑張らないを頑張る
これまでの土の時代、
「努力・頑張る・必死になる」というのが美徳とされていました。
努力してて凄い!
必死に頑張っていて偉い!
頑張ってる人は一目置かれるような時代でした。
これまではそれでも良かったかも知れません。
でももう時代が違います。
今は風の時代です。
どんどん時代が変わっていってるのに
考え方が昭和の頃からあまり変わっていません。
時代はどんどん動いていますよ!
それではまるで、
世界で活躍するメジャーリーガーに対して、少年野球チームに、
「頑張れば勝てる!諦めなければ勝てる!」
と、根性論だけで勝とうとしてるようなもの。
そのくらいナンセンスなことなんですね。
これからのキーワードは、
「嬉しい・楽しい・幸せ」になっています。
頑張らずに頑張らずに、楽しい周波数を出すことを頑張る。
『頑張らないを頑張る』
そういう気分でいるとリラックスした良い波動になり、
結果的にものごとが上手くいくようになるんです。
人間関係に対する執着を捨てる
人間関係に対する執着は、
あなたが次のステージへと移行しようとしているときに大きな課題となるかもしれません。
周りにいる人をみれば自分の今のステージが分かる
- 昔からの地元の友達?
- 職場の同僚?
- 学生時代の友達?
今思い浮かべたあなたの周りの人の5人の平均があなたです。
思い当たるふしがあるんじゃないでしょうか?
はい…思い当たりすぎます
だいたい周りには似たような人が集まるんですね。
『類は友を呼ぶ』
という言葉があるように、人は自分と似たような人と一緒にいる傾向があります。
だって、居心地が良いんですよね。
同じような考えで、同じような金銭感覚、同じような趣味。
だから一緒にいることが多いと思うんですが、
冒頭でも言ったように、周りにいる5人の人の平均があなたなんです。
つまり、あなたがその人間関係に執着している限りあなたの人生も変わらないかもしれません。
人間関係に執着しない
もしあなたが「人生を変えたい!」
と強く思っても、周りにいる人はいつも同じ。
それでは考え方や価値観もなかなか変わりませんね。
そして今の人間関係に執着してしまうと、
あなた自身のレベルアップの『障害になりうる』ということです。
勿論友達を捨てろと言っているわけではありません。
タイミングの問題です。
今は少し距離をおいていてもいつかまた周波数がかさなり、再び良い友達関係になることもあるでしょう。
あなたがレベルアップしようとしているときに、
過去の人間関係に執着してしまう癖があるとしたら、
それが原因であなたを今のステージに縛り付けてしまっている可能性があります。
執着すると自分も変わらない
人生を変えようと努力してもなぜ自分は変われないのか?
勉強も沢山して学んでいるし、こんなに頑張っているのになんで?
あなたもこんなふうに思ったことがあるんじゃないでしょうか?
それは「変わりたい!」という強い思いが執着になってしまっているんですね。
上でも述べたように、
『頑張らないを頑張る』
「こんな未来になったら良いなぁ。でも変わらなくてもいいし、今の自分で十分幸せ」
この周波数です。
これが出来るようになると、全然頑張っていなくても不思議と成果が上がったりします。
コンフォートゾーンから飛び出す
「コンフォートゾーン」=「居心地のいい場所」
あなたがストレスや不安を感じずに過ごせる
居心地が良いと思う場所のことをコンフォートゾーンといいます。
コンフォートゾーンにいれば変わらない安心な日常を送れますが、
「新しいことへの挑戦」や、「変化を恐れる」ようになってしまい、
チャレンジを恐れてあなたの成長を止めてしまうのです。
- いつも同じ場所へ行く
- いつも同じ友達と遊ぶ
- いつも同じ仕事をする
このように普段の生活がルーティン化してしまっていると
居心地が良くて中々その場所から抜け出せなくなってしまうんですよね。
そしてあなたの成長を止めてしまいます。
人が中々変われないのは脳が命令してるから
あなたの「変わりたい!」という意思とは裏腹に、あなたの脳は変化を嫌がります。
それは潜在意識が今の状況が心地よくて
あなたに「変わらないで!」と言っているからなんですね。
あなたが変わりたいと願っても、
脳には『ホメオスタシス』という現状維持システムがあるので、
人がいくら「変わりたい!」と願っても潜在意識が「変わりたくない!」と言ってる状態。
つまり、なかなか人が変われないのは当然なんです!
脳にそんなシステムがあるんだね
それではどうすれば今の状況を変えられるのか?
その方法が、「コンフォートゾーン」から抜け出すことです。
普段と違うことをやってみる
普段やらないことをやってみる。
ちょっと自分が居心地悪いと思うような、
少し怖いと思うことをやってみるのがコンフォートゾーンから抜け出す方法です。
とはいっても、
中々勇気がでなくてできない…
って方もいますよね。
別にいきなりだいそれたことをする必要はありません。
「いつもと違う道を通ってみる」とか、
「いつもよりちょっと高いレストランに行ってみる」とか
自分の出来る範囲でいつもと少し違うことをすることで、
あなたのコンフォートゾーンが少しずつ広がり、出来ることが増えていきます。
それなら出来そう!
トレーニングと同じで、いきなり負荷をかけすぎるのではなく、
少しずつ自分のコンフォートゾーンを広げていきましょう。
最後に
僕たちは「努力・頑張る・必死になる」
ことで、「夢を叶える」というのが当たり前だと刷り込まれていたので、
この記事を読んで拍子抜けしたかも知れませんね。
でも、
「嬉しい・楽しい・幸せ」
この周波数が大事だったんです。
実は全くの逆だったんですね。
自分の望み通りの人生、理想の自分を手に入れるには執着を捨てること。
「そして頑張らないを頑張ること」
楽しんで幸せでいることがあなたの人生を好転させる鍵になります。
この記事を読んだあなたが、理想の未来を手に入れることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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