ワーキングホリデーは、若者にとって異文化体験や語学力向上の絶好のチャンスです。
しかし、初めてのワーホリには多くの不安や疑問がつきもの。
ワーキングホリデーに興味があるけど、何から始めればいいのか分からない…
そんな風に思ったことはありませんか?
この記事ではワーホリの基本情報から準備、現地での生活費の節約術、仕事探しのコツまで、具体的で実用的な情報を紹介しています。
オーストラリアやニュージーランドでのワーホリ経験を持つ僕が、自身の体験談を交えながら、ワーホリに必要なステップを分かりやすく解説していきます。
この記事はこれからワーホリを計画している人々にとって、不安を解消し、自信を持って新しい冒険に踏み出すための助けとなることでしょう。
ワーキングホリデーとは?
そもそもワーホリって何?
ワーキングホリデーの略で、若者が外国で一定期間働きながら異文化体験や語学力向上、旅行など、長く海外に滞在できる機会を手に入れられる制度です。
ワーホリビザは主に18歳から30歳までの若者に発行されており、国によっては年齢制限が異なります。
こんなチャンスは30歳を過ぎると中々ないので、是非若いうちに挑戦してみてください!
必要な書類と手続き準備
ワーホリに参加するためにはビザの申請が必要です。
ビザ申請の際には、パスポート、申請書、証明写真、資金証明書などが必要になります。
また、健康診断や犯罪歴証明書の提出が求められる場合もありますので、各国の大使館や領事館の公式ウェブサイトで最新の情報を確認しましょう。
ワーホリに必要な費用の見積もり
必要なお金は渡航先や生活スタイルによって異なりますが、一般的には、ビザ申請費用、航空券代、初期の生活費、保険料などが先ず必要になってきます。
ワーホリで行ける国は?
2024年現在、日本人がワーキングホリデーを利用して滞在できる主な国は以下の通りです。
※それぞれの国ではワーホリの条件や制限が異なるため、実際にワーホリをしようと考えている場合、大使館や領事館などで最新の情報を確認することをおすすめします。
主なワーホリ渡航先
- オーストラリア:1980年に開始。ビザが無制限に発行されるため、非常に人気が高い。自然豊かな国であり、多くの日本人が農業や観光業で働いています。
- ニュージーランド:1985年に開始。こちらもビザが無制限に発行され、特にワイン産業や農業、観光業が盛ん。
- カナダ:1986年に開始。年間6,500件のビザが発行される。多文化社会であり、英語とフランス語の両方が公用語です。
- 韓国:1999年に開始。年間10,000件のビザが発行される。地理的に近いため、文化や食事が似ている点が魅力です。
- フランス:2000年に開始。年間1,500件のビザが発行される。芸術やファッションに興味がある人にとって魅力的です。
- ドイツ:2000年に開始。ビザは無制限に発行されます。製造業や技術職の求人が多い。
- イギリス:2001年に開始。年間1,000件のビザが発行されます。歴史と文化が豊富で、ヨーロッパ各地へのアクセスも良好。
- アイルランド:2007年に開始。年間800件のビザが発行されます。IT産業が盛んで、多くの企業が本社を置いています。
- デンマーク:2007年に開始。ビザは無制限に発行されます。高い生活水準と福祉制度が特徴。
- 台湾:2009年に開始。年間10,000件のビザが発行されます。日本からも近く親日な人が多く、文化的にも親しみやすい国。
他のワーホリ渡航先
その他にも
- 香港
- ノルウェー
- ポルトガル
- ポーランド
- スロバキア
- オーストリア
- ハンガリー
- スペイン
- アルゼンチン
- チリ
- アイスランド
- チェコ
- リトアニア
- スウェーデン
- エストニア
- オランダ
など、多くの国でワーキングホリデーが可能です。
こんなに沢山の国にワーホリ制度を利用して滞在出来るなんて凄いですよね!
ワーキングホリデーを利用することで、現地の文化を学びながら働くことができるため、30歳以下の若い世代にとって非常に有益なプログラムです。
ワーホリ準備チェックリストと必要なステップ
ワーホリに出発する前に準備すべきことはたくさんあります。
まずはビザ申請、航空券の手配、保険の加入などが挙げられます。
また、現地での生活に必要な情報や、住居、仕事の情報などを事前に調べておくとよりスムーズにワーホリ生活をスタートすることが出来ます。
パッキングのコツと必需品
渡航先の気候や生活スタイルに応じて、必要な持ち物をリストアップしましょう。
基本的な衣類や日用品のほか、現地で入手しにくいものも持参することをおすすめします。
例えば、海外では中々手に入らないユニクロのライトダウンだったり、世界対応の変換プラグなどを準備していくと良いでしょう。
渡航前に確認すべき重要事項
出発前には、パスポートやビザの有効期限を再確認し、必要な書類が揃っているかを確認しましょう。
また、現地での緊急連絡先や、滞在先の住所がある場合は事前に把握しておくことも重要です。
初めてのワーホリ海外渡航の不安を解消する方法
初めてのワーホリは色々と不安に感じるもの。それが初めての海外となったら尚更ですよね。
その気持ち、分かります。でも安心してください。
不安を解消する方法をいくつか紹介します。
文化の違いを理解する
異文化の中で生活することは、多くの挑戦を伴いますが、それを理解し受け入れることで不安を軽減できます。
例え何か上手くいかなくて落ち込んでしまっても、
日本とはやっぱり違うな…日本だったらこんなことにはならないのに…
と悲観してしまってはいけません。
日本とは文化が違うだけなので、文化が違えば常識も価値観も違うんです。
お互いがしっかりとリスペクトをもってお互いを尊重さえしていれば全部上手くいきます。
現地の文化や習慣について事前に学び、現地の人々とのコミュニケーションを大切にすることで、スムーズな適応が可能です。
言語の壁を乗り越える
言語の壁は、多くのワーホリ参加者が直面する課題です。
しかし、日常的に英語を使うことで徐々に慣れていくことができます。
現地の語学学校に通ったり、積極的に話すことで徐々に英語力を向上させることができるでしょう。
慣れるまでは英語を話すことに抵抗があるかもしれませんが、話していくうちにだんだん慣れていきます。
実際、英語を話せなくても生活は普通に出来てしまうので、渡航前から心配しすぎず、とりあえず挑戦してみることが大切です。
僕も今でも英語は苦手ですが、オーストラリア到着時は全く話せませんでした。
また、こういった英語学習用のアプリもあるので、事前に英語に慣れておくのもおすすめです▼
または、下記のようなオンライン英会話などで事前に英語に慣れておくのもいいでしょう▼
僕もオンライン英会話を利用したことがありますが、語学学校に通うよりも値段も断然安く、自分のペースで学べるので非常に良いと思います。
「オンラインより実際に学校に行って学びたい!」
そんな方におすすめなのがフィジーでの語学留学!
費用も他の国に比べてだいぶ抑えられますよ!
ワーホリ先で役立つウェブサイトやアプリを準備する
これから行こうとしている国で、その国の人や、その国で先にワーホリを始めた先輩たち皆が使っているような便利なサイトやアプリをリサーチしておきましょう。
そうすることで、ワーホリ先でのアパートやルームシェアの探し方、現地の求人情報やアルバイト探しなど、現地に到着する前から始められますし、住むところや仕事が決まっていたら不安も軽減されます。
ワーホリ生活での生活費と節約術
海外って日本と比べて物価の高い国が多いです。
特にオーストラリアやニュージーランドは、日本の2倍〜3倍くらいの物価なので、節約しないと出費が嵩んでしまいます。
なので、僕がワーホリ生活で身につけた節約ポイントを紹介しますね。
住居の節約ポイント
やはり日々の生活の中で1番大きな出費は家賃。
ワーホリで海外で生活する場合、一般的に下記のようなところで寝泊まりします。
- バックパッカー
- ホステル
- シェアハウス
- キャンプ場
- バンライフ
などがあります。
基本的に日本のような1人暮らしとか、1人部屋は高いので、他の人とシェアしながら暮らすのが一般的です。
そこで僕のおすすめは、バンライフやキャンプ場。
車やテントの方がプライベートもありますし、断然安い!
キャンプ場で生活するなんて日本では中々出来ない経験ですし、良い経験だと思って挑戦してみてはどうでしょう。
僕はすっかりキャンプやバンライフにハマってしまい、日本でもそんな生活をしています
食費の節約方法
やはり外食は高いので基本自炊になると思います。
でも、物価の高いオーストラリアやニュージーランドですが、スーパーで買物すると結構安いんですよ。
野菜や果物なんかは日本より安いですし、お肉やお菓子とかも安いです。
たまには現地のレストランなどで美味しいものを食べるためにも、普段はスーパーなどで買い物し、自炊生活を楽しみましょう。
実際のワーホリ体験談とアドバイス
僕自身オーストラリアで2年、ニュージーランドで2年半のワーホリの経験があります。
僕の実際の経験を交えながらアドバイスをしていきます
ワーホリに行くのにお金は必要ない
どういうこと?
と思いますよね。
よく、
ワーホリに行くのにお金はいくら必要?
と聞かれることがありますが、結論、お金は必要ないです!
いや、勿論ビザ代や飛行機代など、現地に行ってワーホリをするために必要な書類や、物理的な移動手段としてのお金は必要ですが、必要以上にお金を貯めていく必要はないということです。
僕がオーストラリアに到着した時の全財産、300ドルほどでした。
それから仕事はすぐに見つかり、同時に家も見つけたのですが、仕事道具を揃えたり生活費などに使ってしまい、海外で全財産0円。
そのタイミングで仕事の人とトラブルになってしまい、無一文で家を追い出された経験があります。
それでもなんとかなってますし、振り返るといい思い出です!
お金が沢山あると安心かもしれませんが、その日本で働いている時間、早く行動を起こしてこっちで働いた方が、経験的にもお金的にも有意義だと思います。
なので、「とりあえず行っちゃえ!」
ってくらいで大丈夫です。
住居について
住まいについては上でも述べた通り、僕のおすすめはバンライフとキャンプ場。
オーストラリアやニュージーランドでは都市部以外は車は絶対に持っていたほうが良いので、現地で購入することをおすすめします。
キャンプ場や車中泊スポットでの自然に囲まれた生活は日本では中々出来ない経験ですし、お金が節約出来る以外にも多くの出会いや、沢山の素晴らしい経験が出来ます。
仕事について
仕事探しは現地のウェブサイトを使ったり、世界中から来ている他のワーホリの人たちや地元の人から情報をゲットするのがいいでしょう。
農業とかなら簡単に仕事も見つかりすぐに働けますし、住むところも用意してくれる場所もあるのでおすすめです。
よくある質問Q&A
- ワーキングホリデーはどの国がおすすめですか?
初めてのワーホリには、オーストラリアやニュージーランド、カナダが特におすすめです。これらの国は治安が良く、現地でのサポート体制も充実しています。
また、日本人コミュニティも多いため、初めての海外生活でも安心して過ごすことができます。- ワーキングホリデーのビザ申請は難しいですか?
ワーホリビザの申請は、それほど難しくありませんが、各国の要件をしっかり確認し、必要な書類を揃えることが重要です。
健康診断や犯罪履歴証明書が必要な場合もあるため、早めに準備を進めましょう。- 英語があまり得意ではないのですが、ワーホリに行けますか?
英語が得意でなくても、ワーキングホリデーに挑戦することは可能です。
実際、全く英語が話せなくてもワーホリに来ている日本人も沢山いますよ!また、現地の友人を作ったり、日常的に英語を使うことで自然と上達していきます。
まとめ
ワーキングホリデーは、異文化体験や語学力向上、海外の友人作り、そして人生を大きく変えることができる素晴らしい機会です。
ワーホリに興味がある方、これから計画している方は、この記事を参考にしながら、不安を解消し、自信を持って新しい挑戦に踏み出してほしいと思います。
もしまだ不安が残る場合は、エージェントに直接相談してみるのもおすすめです。
エージェントに相談→夢カナ留学
ワーホリでの経験が、あなたの人生に素晴らしい変化をもたらすことを願っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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