
「荷物が多すぎる…」
9ヶ月ぶりの旅立ちの日、荷物を整理していて思わずつぶやいた。
気づけば、かつてバックパック一つで世界を旅していたはずの自分が、身動きの取れないほどの荷物に囲まれていた。
目次
旅立ちの日、多すぎる荷物を前に呆然とする
9ヶ月間、同じ場所に暮らしていた。
特別モノを増やしたつもりはなかったのに、いざ荷物をまとめようとすると、とんでもない量になっていた。
服、本、日用品──ハードオフ等でいくらか処分したものの、部屋はまだモノであふれていた。
ちなみに売れた金額は合計で400円。泣けるくらいの微々たる額だった。
かつての自分はもっと身軽だった
ふと、数年前の自分を思い出す。
あの頃はバックパック一つで、何年も世界を旅していた。
場所にも、モノにも縛られず、思い立ったらすぐに出発できるような軽やかさがあった。
今は、旅支度を整えるだけで一日が終わってしまう。
当初は午前中に出発するつもりだったのに、荷造りが終わったのは結局16時ごろ。
増えた荷物と、減った自由
荷物が増えると、動くのが億劫になる。
それがどんなに快適さを与えてくれていたとしても、心のどこかで自由を失っていく感覚がある。
快適な生活と、身軽な自由は、必ずしも両立しないのかもしれない。
ミニマリストが最強




ミニマリスト最強だぜ?




お前の言う通りだ。
「もっと軽やかに生きたい…」
増えすぎた荷物を整理しながら心からそう思った。
荷物だけじゃない。執着、過去、責任……心の荷物も、全部そう。
……ミニマリストになりたい。
そんな願望が、今日もまた少し強くなった。
荷物を減らすことは、自由を取り戻すこと
少しずつ、手放していこう。
モノも、思い込みも、重たくなった習慣も。
身軽に、自由に生きるために。
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