海外旅行は日本とは違う文化に触れたり、海外の食事を楽しんだり、日本とは全然違う雄大な景色が見れたりと、とてもワクワクして楽しいものです。
だけど、
馴れない旅行先でトラブルに巻き込まれないかな?言語の壁や、日本とは勝手の違う海外でのトラブルは心配…
という方も多いんじゃないでしょうか。
でも事前にどんなトラブルがあるのかを知っていれば対策も打てるというもの。
今回は6年間海外をバックパッカーしていたことのある僕が、実際に起きやすいトラブルや、対策なんかも含めて解説していきたいと思います。
- 海外にいったことがなく、「海外は怖いもの」と思っている人
- これから海外旅行に行こうとしている人
- 海外に行きたいけどトラブルが心配な人
- 事前にどんなトラブルがあるのかを知っておきたい人
交通機関が時間通りにこない
これは海外あるあるですね。そもそも交通機関が毎回時間厳守でピッタリにやってくるなんてのは日本くらいじゃないでしょうか。とはいえこれは国によっても差があります。
わりとちゃんと時間通りな場合も多いですが、インドなんかは10時間遅れとかも珍しくありません。
時間通りに来ることを期待してしまうと、時刻通りに来なかった時に焦ってしまうので、時刻表はあくまでも「目安」程度に思っておきましょう。
時間通りに来たならあなたはラッキーです。
待ち時間は焦らずのんびりと本でも読みながら待ちましょう。
交通機関遅延の対策は?
ギリギリの移動は避けるようにしましょう。
バスや電車の遅れで飛行機を逃したとしたら痛い出費ですよね。
それならいっそ個人タクシーを手配して移動したほうがいいでしょう。
毎回ちゃんと時間通りにきて、少しでも遅れたら謝罪する、なんてのは世界中で日本だけです。日本のスタンダードを世界のスタンダードだと思わないマインドも大事です。
タクシーのボッタクリ
海外でよくあるトラブルのひとつにボッタクリがあげられます。
中でもタクシーは多いですね。最初にしっかりと交渉していないと、後から高額な料金を請求されるなんてことも。
わざと遠回りして料金をあげようとしたり、また、交渉していたとしても、「お釣りがない」と一向にお釣りを返してこなかったり、「駐車料金がかかったからコレじゃ足りない」など、あの手この手でボッタクってこようとする人も居ます。
これらは実体験をもとに記事を書いています…
タクシーは知り合いのレストランやホテルに客を連れて行くとコミッション(手数料)がもらえるため、「俺の友達のホテルはこの辺で一番いいんだ!絶対そこに行くべきだ!ちゃんと連れてってやるから安心して乗ってな!」とコチラの要求を無視して勝手に行き先を変更したりします。
そんな時はハッキリと「ノー!!」と言いましょう。
ボッタクリタクシーの対策は?
- 事前に値段の相場を知っておく
- 乗車する前に値段交渉しておく
- オフラインマップで目的地までの道のりを確認する
- お釣り対策に細かいお金を準備しておく
- なるべくなら流しのタクシーには乗らない
- ウーバーなど、ドライバーの身元が登録されているサービスを使う
事前に値段の交渉をして、お互いが納得してから乗るようにしましょう。
後から「メーターを回していなかった」とか、頼んでもいないのに「色んな観光地を説明したから追加料金が必要だ」など、あの手この手で追加料金を取ろうとしてくる人もいます。
最初から流しのタクシーには乗らない。
国が運営しているオフィシャルのタクシーを使うか、ウーバーなどの身元が分かるタクシーに乗った方が無難です。
そもそも飛行機や電車の時間がギリギリで迫っているようなスケジュールを組まないで、ある程度時間に余裕を持って行動するのが大事です。
両替やお釣りの際に金額をごまかす
海外でお金を使うには両替する必要がありますよね。
空港はレートが悪いしと、街中で両替しようとして、「最初に言っていたレートと違う!」や、「金額が全然違う!」なんてことも。
馴れない外国のお金、単位も全然違うので、100円=〇〇万ペソ、のように計算がややこしくて最初は頭が混乱してしまいます。
一見沢山の札束を渡されて得した気分になってもそこが落とし穴。実は相場より全然安い金額を渡されていたなんてことも。
ウズベキスタンで相場が分からず、全然現金を持っていなかったので国境で5000円分くらい両替したら札束を渡されてウハウハ。
ですが実際はウズベキスタンの通貨ですらなく、どこかの国の10円分くらいしかなかった。
これは僕の実体験です
めっちゃカモられてるやん
両替やお釣りの際に金額をごまかされた時の対策
- 事前にアプリやインターネットで今日の相場を調べておく
- 相場をわかった上で納得した換金率のときだけ交換する
- 沢山の札束になってもちゃんとその場で計算する
オフラインでも使える換金アプリは非常に重宝します。
アプリで大体の相場を調べて、何件か聞いてまわり値段の良いところで換金するようにしましょう。
色んな国を周るバックパッカーなら、やっとその国の通貨の計算に慣れてきたかと思えばまた通貨が変わったりして、どうしても頭で計算していると他の通貨とごっちゃになってしまいます。
計算がややこしくてもアプリがあれば一瞬で計算してくれるから安心だね
食べ物にあたる
これも海外旅行してきた人に話しを聞くとよく出る話題の1つなんじゃないでしょうか。
よく聞くのが、「屋台で食べたものがあたって下痢が治らない」というもの。本当によく聞きます。
海外の屋台料理と言えば安くて美味しい、海外旅行の醍醐味の1つですが、免疫のない日本人にとってはあまり衛生的ではない海外の屋台料理はお腹を壊す原因になることも。
特に多いのが東南アジアやインドなどの熱帯地域。
暑さで食べ物がダメになってしまい、高温の中で置いてある食材の衛生面が悪いのが問題ですね。現地の人や馴れている人なら大丈夫ですが、日本の清潔な環境で育ってきた人はお腹を壊しやすいようです。
特にインドに行ったら皆一度は下痢を経験するんじゃないでしょうか?
食べ物にあたらないようにするために
これはもう”運”によるところが大きいです。当たらない人は当たらないし、当たる人は当たる。
長距離移動を控えている時はなるべく清潔なレストランで食事を取るなどした方がいいでしょう。
また、正露丸などの下痢止めも持っておくと安心ですね。海外でも薬は買えるので、食べ物にあたってしまっても、「話のネタになるな」くらいの心持ちでいるといいでしょう。
トラブル時に持っていると安心なもの
毎回国が変わるたびにSIMカードを買うのも面倒…
そんなときに便利なのがこれ
対象国▼
韓国・ヨーロッパ(42カ国)・台湾・ベトナム・タイ・マレーシア・シンガポールなどに対応していて、今後さらに対応国が増える予定です。
eSIM(イーシム、embedded SIM)は、従来の物理的なSIMカードに代わるデジタルSIMカードのことです。
物理的なSIMカードを交換する手間がなく、オンラインで簡単にキャリアを変更できます。
スリや置き引きの被害
「スリや置き引きの被害にあった」なんて話しもよく聞きますね。
そういう僕もバスの中で財布をスられたことがあります…
特に多いのが混雑したバスの中、人混みの多い街中、カフェや屋台などでご飯を食べている時、ちょっとトイレで席を外した時、などがあげられます。
スリや置き引き被害の対策
- 混雑した場所ではポケットに貴重品を入れない
- ウエストポーチなどの身体に密着するカバンを前にかけて使う
- 荷物を置いたままで席を離れない
プロのスリは本当になんの感触も抱かせないまま、財布やスマホをあなたのポケットやカバンから抜き取ります。
人混みの多いような場所ではカバンを前にかけるなどして対策するようにしましょう。
また、治安のいい場所だからといってテーブルに荷物を置いたまま席を外すことのないようにしましょう。日本では盗られなくても、海外では「トイレに行った一瞬のスキに荷物が消えた」なんてことは珍しくありません。
まとめ
- 交通機関は時間に余裕をもって利用する
- タクシーは乗車前に必ず交渉する
- 国が運営している会社や、ウーバーなどの身元の分かるサービスを利用する
- 両替の前に事前に為替相場を確認しておく
- 両替したらその場で金額を確認する
- 長距離移動の前は清潔なレストランでの食事を心がける
- いざという時のために薬を持っておく
- ウエストポーチなどを身体のまえにかけて使う
- 荷物を置いたままで席を離れない
日本との勝手の違う海外でトラブルになったら…と考えると不安。
ですがどんなトラブルがあるか知っておけば事前に対策も練れるというもの。
海外旅行は楽しいものです。あまり不安にならずに一歩飛び出してみることで世界が広がりますよ!
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