期間労働者として農業をやってみたいけど、どんな感じなんだろう?
そんな風に思ったことはありませんか?
この記事では、期間労働者として農業に従事することの魅力、実際にどんな感じの作業をやり、どんなライフスタイルになるのか、について実際に農業の期間労働者として働いた経験のある僕が解説します。
自然の中で働きたい方、新しい経験を積みたい方にはピッタリの内容です。
この記事の内容▼
- 期間労働と農業について
- 農業に従事するメリットとデメリットを詳しく解説し、農業期間労働者としてのライフスタイルや、実際の経験談をシェア
- これから農業期間労働を考えている方へのアドバイス
期間労働者としての農業体験
期間労働者としての農業体験は、新たな世界を知る絶好の機会です。
その一方で、日々の農作業は体力と根気も必要です。
また、多くの出会いや農家さんとの交流も楽しい体験です。この体験を通じて、“自然と共に生きる”ことの大切さや素晴らしさを感じることができます。
期間労働と農業の関係
期間労働って、実は農業にピッタリの働き方なんです。
農作業は季節によって収穫時期も違うし、忙しい時期とそうでない時期があるので、収穫期だけ手伝うっていうのが一般的ですね。
例えば、夏はトマトの収穫、秋は稲刈りといった感じで、季節ごとに違う作物を担当します。
農業期間労働者の種類
農業の期間労働者には、いろんなタイプがいます。
シーズンごとに移動する“季節労働者”
特定の農家で一定期間働く“短期雇用者”
自分の家の近くの農家にたまにお手伝いにくる“アルバイト”
自分のライフスタイルに合った働き方を選べるのも魅力です。
農業の現場とは?
農業の現場は、都市のオフィスとは全然違います。
広大な田んぼや畑、自然に囲まれた環境での仕事はとても気持ちが良いです。
もちろん、体力を使う作業も多いですが、目の前に喜びがあるんですよ。例えば、朝早く起きて収穫した新鮮な野菜を自分で料理して食べられるのは農業の醍醐味ですよね。
期間労働者として農業に従事するメリット
期間労働者として農業をすることには沢山のメリットがあります。
詳しく解説していきます。
自然の中での生活
農業の最大の魅力は、何と言っても自然の中での生活です。
新鮮な空気を吸いながら、四季折々の風景を楽しむことができます。ストレスの多い都会の生活から離れ、リフレッシュできるのは大きなメリットです。
自分に合った働き方
農業は普通の会社員に比べて融通が利き、自由度が高い、と言った点があげられます。
休みも割と自由に取れるところもありますし、上司に当たる農家さんとの距離が近いので、コミュニケーションを取りながら自由にやらせてくれる人が多いです。
僕はゆる〜く働いていました
沢山の出会いがある
地元の人たちとの出会いや、同じような期間労働者の人たちとの出会いも、大きなメリットの1つです。
体力と健康の向上
農作業は体力を使うため、自然と健康的な生活が送れます。
朝も早いですし、体を動かすことで筋力や持久力がアップし、心身ともに健康になります。
スキルと経験の習得
農業では、さまざまなスキルを身につけることができます。
例えば、植物の育て方や収穫のタイミング、農機具の使い方など、日々の作業を通じて多くのことを学べます。
農業企業や田舎移住の体験が出来る
脱サラして農業企業を考えていたり、田舎移住を考えている人にも期間労働者として働いてみるのはいい経験になるでしょう。
実際に現地に住んで、生活をしながら働いてみることで、ネットの情報だけでは得られないリアルな体験が出来ます。
新鮮な野菜や果物を貰える
農家さんで収穫時期に働いていると、その日に収穫したばかりの新鮮な野菜や果物をもらえたりします。
日本は野菜もフルーツもスーパーで買うと高いですよね…
個人的にはこれが1番嬉しいですね笑
期間労働者として農業に従事するデメリット
次に期間労働者として農業に従事するデメリットも考えてみましょう。
収入の不安定さ
収入面ではやはりあまり稼げません。
農業の期間労働者として働く場合、時給で給料を計算する場合がほとんどですが、1000円〜1200円辺りが相場じゃないでしょうか。
農業の場合大抵田舎になるので、そもそも時給が安く、1000円以下なんてところも沢山あります。
体力的な負担
農作業は体力を使うため、体力的な負担が大きいです。
作物によって楽なものとキツイものとがありますが、個人的に野菜系はフルーツに比べて特に重労働なイメージがありますね。
特に夏場の作業は直射日光が当たっていると暑さとの戦いになることも多く、体力に自信がある人でも厳しいと感じることがあります。
社会保障の問題
期間労働者として働くと、正社員と比べて社会保障が十分に整っていない場合が多いですね。
なので、健康保険や年金などの手続きを自分で行う必要があります。
農業期間労働者のライフスタイル
次に、期間労働者としてのライフスタイルについて説明していきます。
寝る場所はどうするの?
農業期間労働者として働く際にどこに寝泊まりするの?
という疑問もありますよね。
農家さんによっては1軒家や寮などを持っていたり、格安で利用できる施設などを用意してくれているところもあるので事前に確認しましょう。
遠方からの人の場合、大抵は同じような期間労働者と一緒にシェアハウスだったり、寮だったりに入ることが多いと思います。
農作業の1日
農作業の1日は大抵朝早いです。
日の出とともに作業を開始し、日中は収穫や箱詰め作業をしたりもします。
これも農家さんによってだいぶ違いはあると思いますが、日が出始めた7時8時ぐらいから、夕方の16時、17時ぐらいが一般的でしょうか。
普通の労働者と同じような感じですね。
ですが、収穫時期などの忙しいシーズンは朝早くから夜暗くなるまで、長時間労働になる場合もあります。
仕事の探し方
仕事の探し方には、インターネットの求人サイトやエージェントの利用が一般的です。
“あぐりナビ”というサイトは農業専門のサイトになっていて、自分の条件に見合った農家さんを探せるのでとても便利です。
また、期間労働者として働いている人はそういった情報を沢山持っていたりするので、その時々で出会った人たちからの情報も大事です。
実際に期間労働者として農業をしてみた経験談
ここでは実際に期間労働者として農業を経験してみた僕の感想や、実際の体験などをシェアしたいと思います。
旅するように暮らせる楽しさ
野菜や果物の収穫時期は様々なので、季節によって全国で様々な仕事があります。
現地まで車中泊で向かうバンライフの楽しさ、現地について知らない街で始まる新しい生活。
期間労働者なのでずっとそこにいるわけではなく、だいたい収穫時期などの繁盛期の2、3ヶ月働いたらまた次の仕事を探して旅をする、といった生活でした。
まさにそういった旅をするように暮らせるのは自由でとても楽しいですね。
沢山の出会い
農家さんとの出会いはもちろん、同じように季節労働者として働いている人や、地元の人たちとの出会いもこの生活の楽しみの1つです。
地元の人からおすすめの食べ物やおすすめの場所を教えてもらって休みの日に遊びに行ったり、その町の歴史を学んだり、旅行しているように休日も過ごせます。
気の合う仲間と仕事が終わってから一緒にお酒を飲んだり、色々な話をして刺激をもらえたりする時間はかけがえのない思い出になります。
学んだ教訓
- 大抵の場合他の人との共同生活になるので、人とのコミュニケーションも大事
- お金を稼ぐことよりも経験重視
- 農家さんによってはめっちゃ厳しくてブラック企業みたいなところもある
よくある質問
- 期間労働者として農業を始めるにはどうすればいいですか?
まずはインターネットで「農業 期間労働」や「農業バイト 住み込み」といったキーワードで検索し、求人情報を探しましょう。
オススメの農業求人サイト▶あぐりナビ
農業関連の求人サイトやエージェントも多くあるので、それらを活用するのもおすすめです。
また、将来自分で農家として独立したいと考えている人は、農業研修プログラムやインターンシップを利用することで、実際の農業現場を体験しながら、数年後には農地を貰えるといったものもあります。
- 農業期間労働者の一日のスケジュールはどんな感じですか?
一般的には早朝から作業が始まります。
日の出とともに畑に出て、収穫や手入れを行います。
お昼休憩を挟んで、午後も作業を続けますが季節や作物によって作業内容や時間は異なります。夕方には作業を終えて、翌日の準備やリラックスタイムを過ごします。
- 収入はどのくらい期待できますか?
収入は働く場所や期間、作物の種類によって異なりますが、時給で1,000円~1,200円程度が一般的です。
また、収穫量や市場の状況、天候などによっても変動するため、一定の収入を見込むことは難しいかもしれません。収入が不安定な点を考慮して、生活費の計画を立てることが重要です。
- どんな装備や道具が必要ですか?
基本的な装備としては、作業着、帽子、手袋、長靴などがあります。
農機具や特殊な道具は現場で提供されることが多いですが、自分で用意する場合は事前に確認しておきましょう。
- 家族がいても住み込みで応募できますか?
家族がいる場合、住まいの確保や収入の安定が重要ですよね。
農家さんによっては家族ごと住み込める一軒家とかも持っていたりするので、事前に相談することをおすすめします。
- 農業未経験ですが、期間労働を始めることはできますか?
多くの農家や研修プログラムが未経験者を歓迎しています。
基本的な農作業の手順は現場で教えてもらえるので、安心してチャレンジしてください。最初は簡単な作業から始め、徐々にスキルを身につけていくことが大切です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では、期間労働者としての農業体験について詳しく紹介しました。
農業で働くことで得られるメリットやデメリット、自然の中での暮らしや、期間労働者ならではの出会いについて触れました。
また、収入の不安定さや体力的な負担、社会保障の問題などのデメリットもありますが、その中での生活の楽しさや達成感もお伝え出来たんじゃないかと思います。
最後に一言
農業期間労働を始める際には、自分のライフスタイルや目標に合った働き方を見つけることが大切です。
世間の常識や価値観に惑わされることなく、自分がやりたいと思うのなら、新たな挑戦に向けて1歩踏み出してみてください。
この記事が、期間労働者として農業に興味を持つ方々の参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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