2017年5月28日 日曜日
37日目 中国 西安
テントの中が暑すぎて7時には起きた。
うおー、あちぃ。
まだ朝早いのにこの暑さか。
荷物をまとめて、バス乗り場を探す。
それっぽい所で人に聞くが、ぜんぜん簡単な英語も通じない。
まぁだいたい町行きだろ、と思い適当なバスに乗り込む。
集金係のオバさんに、「この辺に行きたい」とマップを見せながら聞いたらやっぱり街のほうに行くみたい。5元とられた。
町に入った辺りで、俺の行きたかった場所からはまだ遠いけど、「5元じゃここまでだよ」みたいな感じで降ろされた。
じゃあもうちょっと払うから乗せてよ…
地下鉄を探すけど近くても2キロくらいある。西安は北京ほど地下鉄は充実してないみたいだ。
とりあえず降ろされた場所の目の前の屋台で、中国版ケバブみたいので朝飯。

駅に向かって歩いて行くと、活気のある通りを見つけた。
沢山の食べ物屋台や、日用品屋台が並んでいて歩いてるだけで楽しい。
ここでも肉まんみたいな、中身にコンニャクっぽいのが入ってるの食べた。
1元。激安。
味濃いめで美味しい。
地下鉄について切符を買う。
北京で慣れてたからもう楽勝。西安も相変わらず満員電車だ。
駅に着いてからも遠い。



休憩しながら予約してた宿の辺りまで来たけど見当たらない。
人に聞いて、マップで見てくれるけど、俺が探した場所を指すけどやっぱりない。
その内の1人が宿に電話してくれて、俺にかわって話したけど英語で電話とかむずすぎて1ミリもわからん。
今度は警察っぽい人が一緒に探してくれたけど見当たらなくて、また宿に電話してくれた。
すると翻訳で、満員だから他を探してくれと言う事を聞いた。
はぁ、またかよ。
じゃあ何でネットにはあと何部屋もあるようにでてんだよ。
こっちは予約して、それをあてに苦労しながら来てんのに。中国は毎回こればっか。
宿の予約すんのも良し悪しだな。
仕方ないので、兄さんにワイファイ使える場所ないか聞いたら、兄さんの携帯からベアリングでワイファイ使わせてくれた。
ありがたい。次の宿を決めて、だいたいの方角に歩き出す。すると、兄さんがまた戻って来て、また案内してくれるみたい。
どんだけ優しいんだよ。
歩いたら結構な距離だけどどうすんだろ?って思ってたら、レンタル自転車をアプリでとってくれた。
中国のこうゆうのは便利だよな。
アプリで誰でもその辺の自転車解除して乗れるって言うようなもの。
自転車に乗って2人で向かう。
かなりの暑さと荷物の重さで死にそうになってたら、兄さんが商店に止まって飲み物買ってくれた。
めちゃくちゃ喉乾いてたんだよ。ありがとう。
それから少し行った所に目当ての宿があった。



兄さんとウィチャットを交換してアッサリ帰って行った。
本当にありがとう。
シャワー浴びて、洗濯して少しゆっくりした。
夕方前くらいに街歩きに出かけた。
少し歩いて路地に入ると、物凄い活気に溢れてて、沢山の人や、食べ物屋、土産物屋、外国人も結構いて、圧倒された。






この通りはかなり長くて、右に左に遠くまで伸びていた。
バンコクのカオサンロードとかより活気に満ちてるんじゃないか?
興奮しながら色々みて周り、土産物屋を茶化したりした。簡単に値段が下がって行くのは観光地ならではだ。
すぐに半額くらいになる。
Tシャツが欲しかったけど、質の割に高かったから諦めた。









さんざん歩きまわってビールが飲みたくなったから探すけどない。
どうやらこのエリアはアルコールは禁止っぽい。
かなり徹底されてて、中国の先進国っぷりが伺える。中国は色んな意味でどの街もかなりデカい。日本よりぜんぜん先に進んでるんじゃないかと思える。
モラルを除いては。
暗くなってきたので宿に戻る。もちろんビールを買って。



だが、部屋に入ろうとしたらロックがかかって入れない。事前に貰ってたパスワードを入力したけど開かない。
スタッフに聞いたら、バカにしたような態度で、
「キャンユースピークイングリッシュ?」
あー、悔しいな。英語勉強しよう。
分からない様な英語じゃない筈なんだけどうまく伝わらない。
かなり若そうな女の子にプライドやられながら部屋開けて貰った。
もう1本飲みたくてまた買いに行った。
だって1本600ミリで2.5元なんだもん。40円くらい。安すぎ。
昼間の警察みたいな兄さんとウィチャットしてたら、なんと17歳だった。
ウソだろ?同じくらいか、むしろ年上だと思ってた。あの貫禄ある兄さんが俺より10個も歳下だった。どうやら警備隊のような仕事らしい。
彼は海を見た事ないと言っていた。そうか、西安くらい内陸になってくると、海に行ったことある人の方が少ないかもな。
日本育ちの俺からしたら、人生で海を見た事ないなんて想像出来ないな。
さて、小腹空いたしシメに何か食うかと思ったらどこももう閉めるからないよ、ってな感じだった。
ナンみたいなパンならあるよ、と1つ買って食べて部屋に戻った。
新しいルームメイトが居て、中国人の女の子と、イスラエル人の男もいた。
この男は何回かすれ違ってた人だ。
少ししたら、新たにまた2人中国人が入って来た。中国のゲストハウスでは、外国人より中国人ばっかりだ。
シャワー浴びて布団に潜り込んだ。


コメント