2017年7月1日 土曜日
71日目 中国 ウルムチ〜ボラ
今日レンタカーで一緒に行く若者に起こされた。9時頃に出るみたいだ。
今は8時30くらい。
歯を磨いて荷物をまとめ、宿は1泊分はキャンセルさせて貰いチェックアウトした。
朝食に行っていた二人が戻って来て、いざ出発。
まずは空港にレンタカーを取りにタクシーで行くらしく。
四人分の荷物はトランクに入りきらないから抱きかかえながらタクシーに乗る。
空港に着くと、宿のおばちゃんは別れた。おばちゃんはここまでなのか。
空港から台車借りて来て、荷物を乗せてレンタカー屋をさがす。
結構離れてて、やっとフロントに着いてもフロントが遅いから車借りるまでかなり時間かかった。
もっとスムーズに出来ないのかな?
やっと車とご対面。

シボレーの白の乗用車だった。高級車じゃん。
だが、出発しようとするがエンジンがかからないらしい。エンジンのかけかたがわからなくてスタッフを呼びに行った若者。
でも、俺が見て見たらギアがパーキングに入ってなかっただけだった。
やっと出発したと思ったらサイドブレーキかけっぱなしや、ハザード点けっぱなし、それに危なっかしい急ブレーキ連発。
ほんとに大丈夫かな…
それでもでかい道に出れば真っ直ぐ走るだけなので、慣れて来たみたいでスピードも上がって来た。
なんだかすげー眠くて、乗ってそうそう寝ちゃってゴメンね。
俺は国際免許証もってないから2人に運転任せっきりで申し訳ない。
途中の町でお昼にすることに。
まぁまぁでかい町なのに意外と飯屋がなくて困った。
1人は車が心配なのか、車を見てると言って飯食いに来なかった。
やっと見つけた面屋で、炒面を頼んで食べた。多くて少し残しちゃった。
車で待っている方の若者のために、外で果物やパンを大量に買って車に戻る。
中国人は金遣い荒いと思う。
移動が始まるとまた寝ちゃった。なんでこんなに眠いんだろう…
それなのに2人とも怒るどころか、トイレは大丈夫か、とかずっと気を使ってくれて本当優しい。
だけど、夕方に事件は起きた。
運転中の彼が何かに気を取られた隙にハンドルが取られたらしく、車が大きく左右に揺れた。
軌道を戻そうとしてるらしいけど、どんどん揺れが大きくなり、ヤバい!!と思ったのも束の間、左側のフェンスに突っ込んで車がひっくり返った。一瞬の出来事すぎて何が何だか分からなかった。
ひっくり返ってるから屋根の部分にいる。腰を打ったみたいで少し痛いけど、大した怪我はない。他の2人もとくべつ怪我はなさそうだ。ひと安心。
とにかく外に出ようと、ドアを何とか開けて、貴重品だけ持って這いずり出た。
見事にひっくり返った。
誰も怪我人がでなかったのが奇跡だ。
いやー、でも本当誰も怪我なくて良かったよ。



変にテンション上がってる






それから2人が色んな所に電話かけたりしたりして、しばらくしてまず警察が来て、それからまたしばらくしてレッカー車がきて車を起こしてくれた。



ひっくり返った割にそこまでの損傷じゃなかったのはシボレーのいい車だからかな。
やっと荷物を出して上着取れた。寒くて震えてたんだ。
2人は事故処理なんかの関係でウルムチに帰る必要があるみたいだ。
俺はなぜか警察の車輌に乗せられた。
え?俺だけ事情聴取?
わけもわからないまま警察署に着くと、どうやら俺がイーニンに移動出来るようにバスを探してくれてるらしかった。
でも中々見つからず、時間も遅かったし今から移動はキツイな、と思って、「近くの町まで行きたいです。それで明日ホルガスに向かいます」と行ったら近くの町まで送ってくれる事になった。
2人も警察署にいたらしく、最後にもう1回会えた。
申し訳なさそうに何度も謝ってくるけど、ここまで連れてきてくれてお礼を言いたいのは俺のほうだよ。
なにかお礼をしたいと思い、彼が着れそうなズボンをあげて、何回もありがとうを言った。
めっちゃいい奴らだったなぁ。本当若いのにしっかりしてるよ。て言うか、中国の若い人たちは本当にしっかりしてていい奴らが多い。エリート多いし。
さて、俺も移動だ。
警察関係の人かな?の車に乗り込み、少し進んだ暗い夜道でガソリンスタンドがポツンとある所で止まり、ジェスチャーで降りろと言われる。
え?ここなわけないよな?まさか身ぐるみ剥がされんのか?
降りた瞬間タクシーはガソリンスタンドに入って行った。一瞬、荷物持ち逃げされたっ思って焦ったけど、どうやら人乗せたまま中に入れないっぽい。入り口にも警察何人もいて厳重に警備してたし。
給油が終わったタクシーはまた問題なく乗せてくれて、ボラという町までやって来た。
ご飯食べれそうな所で降ろしてもらい、運転手は帰って行った。
怖い顔してたから疑っちゃったよ。ゴメンね。
少し歩いて面屋を見つけ、刀削面食べた。
あったかい食べ物を食べたら少しホッとした。
あとは商店でビールだけ買ってテントを張れそうな所を探す。中々デカイ町で、そこら中に警察がいて野宿できそうな場所が見つからない。
しかもやたら警備が徹底してて、公園ひとつ入るのにゲートが閉まってて入れない。全部警察のチェックの上じゃないとダメらしい。
地図を見ながら人のいなそうな所を探して、公園の前の死角になってる所にテントを張った。久しぶりだなぁ。やっぱりテントは楽しい。
ビール飲みながら久しぶりのテントの中でゆっくり過ごす。
旅に出てから2回目の事故。ペース早すぎ。
生きて帰れんのかな?
事故の興奮があるのか、なかなか寝つけずに日記を書いたりしていたら夜中になっちゃった。
さすがに眠くなってきて、寝袋をかけて目を閉じた。


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