クレイジーな若者といくモンゴルバイク旅は過酷

バイクで川を渡るモンゴル人

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2017年5月16日 火曜日

25日目   モンゴル カントリーサイド

今日も9時くらいまで眠って、テント内の暑さで目が覚めた。

夜と朝方はめちゃ寒いけど、日が射してくるとテントの中は鬼の様に暑い。

「今日は長い道のりでずっとダートロードになりそうだけどこのルートでいいかな?」

とヤングマンは言ってる。もちろんOKだよ。

なぜヤングマンかと言うと、彼の名前を忘れた。

今さら聞けないからこのままやり通すつもりだ。

一緒に旅してるのに名前を知らないなんておかしいな。

俺には地図を見る力もないから全部任せるしかない。

途中川を見つけて顔洗ったり歯を磨いたりした。うぉー、超気持ちいい。

シャンプーもしたかったけど、浅瀬で難しそうだったし、水がめちゃ冷たかったから諦めた。

最初は大きな道のビッグロードだったけど、途中からかなりのオフロードになってきて俺にはもう無理に思った。だけどヤングマンはどんどんと進む。

そして2回目の転倒。

くそ。痛ぇ。

彼はガンガンバイクで川を渡ったりと顔に似合わずクレイジーだ。

俺も仕方なく続いて川に入る。浅瀬だったし何とか渡れた。

かなりのオフロードが続いて、何回も転びそうになりながらも先に進むと、また深さのある川にぶち当たった。

オフロードにも程があんだろ…クロカン仕様の四駆じゃなきゃこれ以上は無理だよ。。

ここで3回目のさらけ。

俺はもう半べそかいてたけどヤングマンは川を渡ろうとトライしてるけどなかなかうまくいかない。

こいつクレイジーだ。

俺はもう無理だと思い、座り込んで途方に暮れてると、遊牧民の若者が通りかかってなんとこの深い川をバイクで越えていった。

なんとか大声で彼を呼び止めジェスチャーで助けを求める。

そして、お金を払って俺たちのバイクを川の向こう側まで持って行ってくれた。

深い川にもバイクで入っていくモンゴル人

うわぁ、ありがたい。

絶対自分じゃ無理だと諦めてた。

20000トゥグルグと高くついたけど、絶対自分じゃ無理だったから助かった。

ヤングマンは若さもあってか度胸がある。

もう、凸凹道や、砂の道、岩だらけの道、沼地、川ごえと、何でもありで泥まみれ。

途中道を間違えたりしながらも、少しずつ悪路を進んで行く。

砂利道、砂地、沼地、崖、なんでもありのモンゴルの道

今日の目的地である町までは届かなかったけど、今日はかなり進めたと思う。

もう20時近くになってたので、適当な場所でキャンプする事にした。

中々道が悪くて、坂ばかりで安定しない。

丘の上まで登って行って、少し平になってるところにテントを張ろうと荷物を降ろそうとたときにまたバイクを倒した。

あーあ、やっぱりバランス悪いんだって。

何回ガソリンまみれになればいいんだよもう…

今日のキャンプ地

バイク起こすだけでもこんな坂で1人じゃ無理だし相方いて助かった。

今日はお互いいい雰囲気だ。

相変わらずヤングマンは嬉しそうに崖に登ったりと、辺りを探検してる。

彼はいつも恥ずかしそうにはにかんだり、あまり知らない人に話しかけようとはしないし、シャイな性格をしてる。そりゃ欧米人にもそうゆうタイプだっているよな。

その表情には幼さが残っていて、身体は逞しいけど、まだ19才だと実感する。

もっと俺がしっかりしないとな。

今日は沢山話した。

朝はコーヒー飲みながら、兄弟はいるのかとかどこの国の女の子が可愛いかとか。

夜もビールを飲んだりウォッカを飲んだり楽しかった。

俺が音楽を流していたら、ニールヤングやボブディランが好きみたいで歌ったりしてた。俺もウルフルズ熱唱。

こんな大自然の中で俺たち2人きりだ。

恥ずかしいもくそもあるか。

パスタを腹一杯食って、9時過ぎの美しい夕焼けを見てた。

なんて贅沢なんだ。

満足感に包まれながら寝袋に入った。

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