人間のあるべき姿!アミ小さな宇宙人から学ぶ大事なこと

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人類は滅びを繰り返している?作者が宇宙人と遭遇?

この物語は主人公のペドロが宇宙人アミと出会い、宇宙のことを色々教えてもらうというお話し。

1986年に出版され、現在は絶版になっているこの本は、
年々価値が上がっていてネットオークションなどで10倍以上の値段で取引されています。

この本は宇宙の法則についてファンタジーチックに伝えていますが、人間のあるべき姿を教えてくれるような本です。

全ての人類に読んで欲しい。

今回は、この本の内容をかいつまんで紹介していきます。

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目次

宇宙人アミとペドロの出会い

10歳の少年ペドロは海岸に座って海を眺めていました。

すると空から赤い光がおちてくるのが見えました。

そして、小型飛行機ぐらいの大きさの物体がバシャーンと海におちていきました。

その中から小さな子どもが出てきたのです。

「僕は宇宙人だよー」というアミに対して、
そんなこと信じないペドロ、2人はこうして出会いました。

最初は全く信じていなかったペドロも、アミの不思議な力で考えてることを当てられたり、
アミの的を得た子どもっぽくない発言などでだんだんアミの言うことを信じるようになっていきます。

Yくん

テレパシーですね。
本当は人類もだれしもがテレパシー能力を持っています

宇宙の原則

ペドロはアミに聞きます。

「宇宙人はいつ地球に侵略しにくるの?」

ペドロの宇宙人のイメージは、テレビや映画にでてくるようなインベーダーのような、賢くて悪い、地球に侵略しにくる悪いやつだったんですね。

賢くて悪いっていうのは、善良な極悪人って言ってるようなものだよ

そんな生き物は宇宙にはいませんと、アミは言います。

悪い人がものすごいテクノロジーを生んだとすれば、そのテクノロジーで他の星を攻めたりするまえに、必ず自分たちの首を締めだすんだよ

環境を破壊したり、人間同士で争ったり、自分で勝手に自滅するんだ」

「ある程度のレベルに達した科学や文明っていうのは、善意や優しさにかけていると必ず自滅の方向に進んでいくっていうのは決まりなんだ」

そういう風に宇宙は出来ているんだ

全てのものは関連して成り立っているので、偶然なんて概念はない

この宇宙にはたまたまとか偶然なんてものはなく、全ては必然

いいことも悪いことも全ては自分が関連しているんだと、アミは言います。

熱い鉄球を握ったら火傷するように、りんごを落としたら下に落ちるように、偶然なんてものは存在しないし、全てが関連しているのは宇宙の原則的なルールだと言います。

地球の状況

「今の地球の状況ってどうなの?」

「実は今地球はかなり良くない。地球は科学と愛のバランスで科学が圧倒的に強く、宇宙の何百万という文明がこのバランスを崩して自滅してるんだ」

今の地球は、このまま科学の方向に進むのか、愛と調和の方向へと進むのか、分岐点に立たされているとアミはいいます。

「もしかして地球は戦争になっちゃうの!?どうしよう、アミ、君たちは戦争とかしないの?」

「戦争?僕たちはそんなことしないよ、神様を信じているからね」

神様って言うのは無限の存在で純粋なエネルギーそのものなんだ。愛そのものなんだ。だから宇宙は素晴らしく善良で、とても素晴らしいものなんだ」

ペドロのおじさんが物理学者だったので、ペドロは頭の良い人は神様を信じていないと思っていました。

でもアミの話しを聞いたペドロは、アミの神様論に心揺れ動いていきます。

そして、地球が救われるにはどうしたら良いのかとペドロはアミに聞きます。

「僕たちが介入できることはほとんどないんだ。地球の終末を回避するには、人間たちが宇宙の基本法というものに基づいた、ある3つの条件を満たさない限り救われない」

宇宙の基本法とはなんなんでしょうか。

宇宙の基本法

「僕が地球人たちに不思議な体験とかをさせて宇宙人を強制的に信じさせることは宇宙法に反しているんだ。でもペドロ、君には教えてあげるよ」

「宇宙にも守らなければいけない法律があって、そのうちの1つに”未開世界の発達、進歩に干渉しすぎない”これが宇宙の法律で決まっているんだ」

3つの必要条件を満たしていない世界を未開世界と言います。

  • 宇宙の基本法を知ること
  • 世界の統一をはかること
  • 宇宙の基本法に基づいた組織づくりをすること

人間が精神的に、自主的に進化していくしかない。

宇宙人が直接干渉して目覚めさせることはルール違反で、
ちょっとキッカケを与えることは出来る、でも結局は自分たちで精神的に成長していくしかない。

「なんで僕にはそんな話し出来るの?それはルール違反なんじゃないの?」

「きみと話すことは実はちゃんとルールに則ったことなんだ」

何人かの人と直接話したり、脳にメッセージを送ったりして、地球を救うためにアミたちは宇宙のルールに則ったうえで出来ることをやっていました。

宇宙人はいつ地球人のまえに姿を現すのか

宇宙人はいつ地球人の前に姿を現すのか、ペドロはアミに聞きました。

「もし地球人が自滅しないで3つの必要条件を満たしていたらね。」

僕たちは宇宙のルールに則って地球人に過干渉は出来ないんだ。
だからペドロ、君みたいな特別な人間を通して教えることしか出来ないんだ。君はそれを伝える立場にあるんだよ」

でも10歳のペドロは、どうすればいいか分かりません。

するとアミはこう言います。

「君のいとこに小説を書くのが得意な人がいるだろ?
そのいとこに頼んで小説を書いてもらってこの話しを出版するんだ」

アミとずっと話していたペドロは、もうアミが宇宙人だということを信じています。

そして宇宙船に乗せてもらって、この宇宙船が地球人にもみえるように姿を消したり出したりといった操作方法を教えてもらいました。

そしてアンデス山脈やインドを宇宙船にのって旅行します。

すると宇宙のスーパーコンピューターから指令が入り、
ある人間にこの宇宙船を見せるようにとの仕事が入ります。

そして一瞬でアラスカへと移動し、
猟銃を構えた猟師の男の前に現れ、光を発したり不思議な動きをその男に見せつけました。

「なんでそんなことするの?」

「このひとがこの光景を一生忘れないためにやってるんだよ」

そしてアミはある機械を使ってこの男の人の愛の度数を図り始めました。

愛の度数

愛の度数とは?

  • 精神的な進歩度
  • 愛の強さ

温度が高ければ高いほど精神的に進歩してる人間となります。

そしてこの男の人の愛の度数は750度、地球人のなかではかなり高い温度をもった人間でした。

この愛の度数が低ければ獣に近く、高ければ天使に近いということです。

地球人のなかでも愛の度数は350度〜850度ほどの開きがあるとアミは言います。

沢山の情報を知っている地球の優等生と、賢者は全然意味が違う。

「僕たちには2つの脳があるんだ。1つは君たちのいう賢い脳で、もう1つがハート・愛の強さ、この2つの脳のバランスがとれている人を僕たちは賢者とよぶんだよ」

頭ばかりが成長しているひとは、悪い方向へと進んでしまい、そして地球や人を傷つけてしまいます。

現在の地球のレベル

アミはペドロに今地球で起きている戦争の映像を見せました。

それは子どもや老人が暮らす建物に、兵士たちが戦車からロケットを発射しているところでした。

そしてアミは自分の前世の話しをしていきます。

かつては僕もこの兵士のように野蛮な人間として人を殺したり、殺されたり、何回も何回も繰り返していたんだ」

「そして何度も輪廻転生を繰り返しながら宇宙の基本法を学び、今の僕として生まれたんだ」

さっきの映像でみせた兵士たちも”殺してはいけない”という宇宙の基本法に反しているから、因果応報の代償を払わないといけなくなると言います。

別の惑星で

アミとペドロは宇宙船にのって、人の住む別の惑星へと移動します。

このオフィル星は地球で見るより50倍くらいの太陽の輝きがあり、空気も澄んだすごくキレイな惑星でした。

「このオフィル星の人たちは元々は地球人なんだ、アトランティスの頃の文明の人たちだよ」

実はかつての地球には今と同じような文明が存在していて、
その文明では科学の水準が愛をはるかに上回ってしまい滅んでしまいました。

世界大戦が起き、文明も最初からやり直さなければいけないくらいにぐちゃぐちゃになってしまいました。
そして一部の人間がオフィル星へとたどり着いたと、そしてその戦争の生き残りが今の地球の人たちなんだとアミは言います。

このオフィル星に連れてきてもらった元地球人の人たちっていうのは、愛の度数が700度を超えた愛に溢れた人たちでした。今はこの星で平和にくらしています。

愛の度数を上げるにはどうするのか

  • 他人に見返りを求めず尽くしている人
  • 宇宙の基本法に反していない人

こういう人たちが愛の度数をあげていきます。

オフィル星には都市が存在していません。

人々が1箇所に集中しすぎると人々が精神を病んでしまい、星にも悪影響がでるからです。

星も人々も互いに影響しあっているのです。

”気がつく”ってことは意識であって、それは思考よりも上なんだ。

  • 感じること
  • 見えるもの
  • 聞こえるもの
  • 手で触れる
  • 自覚して息を吸う
  • 嗅ぐこと
  • 味わうこと
  • ”今”を満喫すること

結局宇宙法ってなんなの?

  • 宇宙の基本法を知ること
  • 世界の統一をはかること
  • 宇宙の基本法に基づいた組織づくりをすること

でしたね。

深掘りすると、宇宙の基本法というのは”愛”そのもの。愛が全てのベースとなっています

そして、

  • 所有しない
  • 執着しない
  • 束縛しない
  • 嫉妬しない

進歩というのは、愛というものにより近づいていくことだ。

本当の人間の大きさとは、その人の愛の度数によって決まるんだ。

愛とは与えるもの。

地球人たちは家族や友人、近しいひとには与えることが出来るけれど、
そうやって人を選ぶこと自体がナンセンスです。

隣人とは、全ての人、全ての存在を指します。

そのレベルに達すると国という概念もなくなり、上下もなく、トップもなく、ただ愛を大切にしたつながりで生きているので、命令されなくても他人のためになにかすることが出来るようになります。

現代の地球にも見られる宇宙法の痕跡

古代マヤ遺跡でもトップが存在していなかったと言います。

皆がそれぞれに自主的に動き、遺跡を作ったと言われています。

日本も縄文時代は非常に優れた文明を持ちつつも、争いの痕跡が一切確認されていません。
宇宙法に則った、愛をベースに生きていたからなんじゃないでしょうか。

縄文時代は実は優れたテクノロジーを持ち、宇宙と交信していたと言われています。

そして愛の度数の高い、素晴らしい文明であったと。

縄文時代のことが書かれている面白い本があるので紹介します。

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