2017年5月4日 木曜日
13日目 中国 北京〜中国 エレンホト
朝、ゆっくりしてしまって8時には起きようと思ってたのに9時過ぎになってようやく起き上がった。
アルゼンティーノがいなかったので、「もう出てったのか、早いなぁ」と、トイレに行こうとしたら部屋の外にいた。部屋の電気つけたら悪いとか気使ってたのかな。
彼がコーヒーを飲みたいって言うので、「近くにスーパーマーケットあるよ」と言うと一緒に行く事になった。俺にも缶コーヒーを買ってくれた。
宿に戻ってダラダラとコーヒー飲んだりお喋りしてたら、もう昼近い時間になっていた。
ヤバイ。モンゴル行きのバス探さないと行けないから早くに出ようとしてたのに。
でも、アルゼンティーノが
「ランチに行こう、牛肉が食べたい」
と言うので一緒にまたお出かけ。
近くに牛の看板のレストランがあったので入って、メニューを見たら高い。
いつも中国で食べてる物の5食分以上する。
宿代より高いし、他の店にしたかったけどアルゼンティーノが大丈夫だから、と。
まぁ言っても、1600円くらいだし、今日移動だから景気づけにいっとくか。
メニューが全然分からなくて、他のお客さんが拙い英語で注文手伝ってくれた。

中国版しゃぶしゃぶ見たいな感じ。
うん!!めちゃくちゃ美味い。
自分でタレもブレンドしたりして、好みの味付けに出来る。
ご飯もおかわりして、腹いっぱい食った。
アルゼンティーノがご飯おかわりして、一口食べて、アイムフルと言って後は残した。何で頼んだんだ・・・
で、お会計。払おうとしたらアルゼンティーノが自分が出すからいいと。
いや、さすがにお互いに旅人なんだから割り勘にしようと、半分払った。
みんな払ってくれようとする。でも、甘えてばかりはいられないよな。
店をでて、じゃあ俺は行くよ。と別れて歩き出した。
とりあえず、北京南駅だな。
乗り継ぎをしながらこの2度とくるか、と思ったくそ混雑した駅にまたやって来て、テンケイの書いてくれたメモを見せながら人に聞いてると、ここじゃなくて北京駅だと言う。
はい、想定内ですよ。
また地下鉄に乗り込み、満員電車でやられながら北京駅に到着。さらに凄い人でなにがなんやら訳がわからない。
荷物を沢山持った人や、ホームレスもたくさん居て、日本で言ったら上野みたいな感じなのかな。
ここでもテンケイメモを見せる。すると今度はインターナショナルホテルに行けと言う。
はいはい。想定内ですよ。
また重い荷物を抱えてホテルまだ歩く。看板もなんも無いからいちいちわかりずれぇんだよ。
ホテルで聞くと、列車だけでバスはないと言う。そしてエレンホトは行きは無くてウランバートルだけ、しかも土曜日だけだと言う。
だからメモにバスでエレンホトって書いてあるはずなのにじゃあ何でここに案内すんだよ。
テンケイに電話してくれ、と頼んだが自分でしろ、とかったるそうに言われた。
仕方なくまた北京駅に戻り、さっきのインフォメーションに聞きに行く。
いろいろ調べてくれたみたいで、すると今度は北京南駅に行けと言う。いまそこから来たんですよ、と言いたいけど言いたい事が上手く伝わらない。
お互いに困ってると係の姉さんがテンケイに電話してくれて、通訳して貰った。
どうやら、北京南駅をでて近くのバス停ならバスがあるかもしれないと。
もうそれにかけるしかない。
係の姉さん、長い事電話したりめんどくさい奴相手にさせてゴメンね。シェイシェイ。
また、クソぎゅうぎゅうの満員電車に詰め込まれて、発狂しそうになりながら北京南駅に戻る。
ターミナルっぽい方に歩いて行くと、客引きがうぜぇ。メモを見せて、「エレンホト!」と言うと何人かは理解してるみたいだが、みんなタクシーと言う。ノー!と言ってもしつこいし、うざいし疲れ果てて少し離れた所に座りこんだ。
そしたら、おばちゃんが話しかけてきて、全然言葉はわかんないけどテンケイのメモを見ながら考えてくれてる。
他にも周りを巻き込んで、みんなでなんやかんや言ってた。
すると若い兄ちゃんがスマホで調べてくれたらしくバスあるぞ的なこと言ってる。
画面を見ると180元みたいな事が書いてあった。テンケイが調べてくれた値段も確か180元だったはず。
行くよ!と言って、小さいバイクに2ケツして、また別の場所に向かった。
そこにはまた何人かいて、今度は300元とか350元とか言ってくる。はぁ?さっき180元って言ってたじゃねぇかよ。
あまりに疲れて、ノー、と一言いって座りこんだ。
そしたら勝手にテンケイに電話して、何か話してたと思ったら俺にかわった。
テンケイによると、この金額はターミナルまでのタクシー代も含まれてると。
もうこれ以上は無理だと思う、と言っていた。タクシー代高すぎんだろ、と正直納得はいかなかったけど、これ以上テンケイに迷惑かけらんないし、これ以外に方法ないなと思って、300元払った。
トゥクトゥクみたいなんに乗り込んでターミナルに向かう。
確かに結構遠かった。しかもただの空き地みたいな所でこんなん自力でわかるわけねぇよ。
普通に快適な寝台バスに乗り込んでエレンホトを目指して走り出した。



途中で休憩に入った所は、欧米人バックパッカーが沢山いて、昔タイあたりを旅してた時の記憶が蘇った。
アイスだけ食べて、バスに乗り込んで寝た。

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