2017年5月13日 土曜日
22日目 モンゴル ウランバートル
今日はツアーの日なので、早くに起きた。
みんなまだ寝てる中ごそごそとパッキングした。毎回これはドミトリーだと気を使う。
荷物は置かせて貰い、待ち合わせ場所に向かう。
それっぽい所に着くと、ツアー参加者のアメリカ人とガイドがいた。
更に少し待ってるともう1人、フィンランド人の若者が合流して出発。
この若者が俺がバイク探してたのを知ってたみたいで、「明日一緒にバイク屋に行って、そのままバイク旅に行こう」みたいな事を行ってた。
彼は、どうやら明日ならバイク屋さんも開いているという情報を手に入れたみたいだった。
うーん、テレルジも今日のツアーで行くしなぁ。
少し悩んだけど、やっぱり彼と一緒に行く事にした。
テレルジに向かう途中でスーパーに寄って、各々水やらお菓子やら買って出発。
まずはチンギスハン像だ。

かなり巨大なチンギスハン像は遠くからでも見渡せて、輝いている。
敷地内には物売りや鷹使いなんかがいたり、遠足に来てる子供たちも沢山いた。
鷹と写真を撮って3000トゥグルグ。






チンギスハン像の中には入って上まで登れるみたいでみんな登って行ったけど、俺は興味ないので下で待ってる事にした。
300円くらいかかるし。
しばらく、韓国人のおじちゃんと話したり、子供たちの様子を見たりして待ってたらみんな戻ってきて、いざテレルジへ。



中々のオフロードで、自転車でこないで良かったと安心した。
テレルジはハラホリンとはまた違った景色で、ここもかなり綺麗な所だ。






所々にチベット宗教っぽい寺院や旗なんかがある。
車を降りて、丘を散策したらお昼御飯。
ミートパイと焼きうどんみたいなものが出てきて、このミートパイが肉汁が溢れ出してめっちゃ美味かった。
腹一杯食って、さらに奥に進む。
おー、これはすげぇ。
モンゴルらしい草原エリアだったハラホリンとは違って、またいい景色してる。






丘を頂上まで登ると、チベット宗教の寺院があった。
モンゴルではチベット宗教もあるみたいだ。
風車みたいなのをみんな回して歩いてたので真似して歩く。
そして丘を降りて帰るってな流れ。
帰りは疲れて眠ってしまった。
宿の近くまで送ってもらい、フィンランド人のヤングマンとキャンプの買い物を一緒に行く約束をして荷物を取りに行った。
ツアーに参加したから同じ人が運営している他の宿が無料で泊まれるらしく、移動する事にしたんだ。
けっこう遠くて、ヘロヘロになりながらたどり着いたけど、全く英語が出来ない人しかいなくて中々チェックイン出来なかった。
なんとか電話して貰って、ツアー会社のおっちゃんがきてチェックイン出来た。
ドミトリーだけど誰もいないから貸切。
やったー。
フィンランド人の若者とデパートで待ち合わせして、一緒にキャンプで必要な食料なんかを買い込む。
かなり重い…
明日の約束して宿に帰った。
するとドアをノックされて、開けると宿のスタッフ?なのか、モンゴル人がモンゴル語で何か言ってる。
全然わかんないけど、握手して来たり、仲良くしたいのかな?
出てったと思ったらまたノックされる。
開けたらまた同じヤツで何か言ってる。どうやら酒をくれと。
そういうことか。
「わかった」とウォッカを分けてあげると、嬉しそうに出てった。
俺もキッチンでお湯を沸かしてカップラーメンを食べる。
そろそろ寝ようとしてたけどまたノックされて、いい加減しつこくてシカトしてたけどめっちゃしつこい。
ドアを開けたら、ニタニタといやらしい顔で酒を要求してくる。
クソが。
ノー!!と言って、ドアを閉めてもしつこい。
頭にきてドア蹴っ飛ばした。
それでもまだノックしてくる。
めちゃくちゃしつけぇ!!
もうイライラ限界にきてドアを開けて怒鳴り散らした。
もう夜中だったけど、この失礼な男をなんとかしてほしくて大声で叫びながらスタッフを呼びにいったけど、もう遅い時間だからと相手にもしてくれない。
はいはい、自分で何とかしますよ。
部屋に戻るといやらしい顔したクソが近くにまだいて、ニヤニヤしながら酒とか金とか要求してくる。
気持ち悪い顔でベタベタ体を触ってくるんじゃねぇ!!
怒鳴り散らすとさすがに応えた様で大人しくなった。
はぁ疲れるな。この旅にでて、ここまでイライラしたのは初めてだ。
ウォッカで怒りを流し込んで無理やり寝た。


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