中国からモンゴルへ大移動。モンゴル、普通にすげぇ。

モンゴルの荒野

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2017年5月5日 金曜日

14日目   中国 エレンホト〜 モンゴル ザミンウード〜ウランバートル

隙間風が寒すぎて熟睡は出来ずに目覚めた。

かなり北京から気温が下がって、日本の真冬並みじゃないかってぐらいに寒かった。

窓に映る景色は何もない、荒野が広がっていて、新しい国に行くんだという実感を感じていた。

久しぶりの感覚に、高揚感と不安感を感じつつバスはエレンホトに到着した。

バスを降りる前に、オッさんが

「ザミンウード?」

と、話しかけてきて、そうだと言うと彼はタクシーの客引きらしかった。

国境を越えて、ザミンウードの町まで100元だと言う。

高いなぁと思って悩んでたらモンゴリアンの女の人も同じ値段を払って、このぐらいするよ、みたいな事を言っていたので俺もタクシーに一緒に乗った。

何回か乗り換えさせられたりで意味わかんないでいたら、女の人が気にかけてくれていちいち説明してくれた。

おかげでだいたいの事情は把握出来たけど、姉さんは別の車に乗り換えて別れた。

なんやかんやで国境に着き、出国手続きをする。

問題なく出国、入国と済ませ、またタクシーに乗ってザミンウードの駅前で降ろしてもらった。

モンゴリアンは中国人よりも日本人に似てる気がする。英語も堪能な人が多くて、若いのに凄い貫禄があって迫力がある。

チケットの値段と時間をとりあえず確認して、昨日の昼からアイスしか食ってなかったので近くのレストランでご飯を食べてゆっくりしてたらタクシーの客引きが声かけてきた。

すると、ウランバートルまで120元だと言う。

電車より安いじゃんか。

昼間の内に景色を見ながら移動したかったので、怪しみながらも着いて行った。

タクシーの仲間達は人相が悪くてボッタクリか?としばらく疑って、何回も確認したけど120元だと言う。同乗者の若いモンゴリアンが俺にもわかるように頑張って説明してくれて、グットプライス、ベリーチープと言ってた。

こいつもグルか?とまだ疑っていたけど、タクシーに乗る事にした。

この若いモンゴリアンは20歳だそう。かなり貫禄もあって、英語も堪能で、俺と同じくらいか年上にさえ見えた。

堪能過ぎて彼の話してることはほとんどわからなくて恥ずかしい気持ちになった。

モンゴルの景色はひたすらに荒野が続いていて、時折羊や馬の群れもいて、モンゴルっぽいなぁ。

しばらく走った頃には、みんなめっちゃいい奴らだということもわかり、すっかりみんなの事を信用してジョークを交えたりしながら荷物と人で狭い車内に何度も体制を変えながら進んだ。

モンゴルの荒野
町以外はほとんどこんな荒野か草原ばかり

夜8時くらいにウランバートルに着いた。11時にザミンウードを出たから約9時間。

目の前のコーヒーショップに入って、ドゥーユーハブワイファイ?と聞くと、普通に英語喋れる。

中国では簡単な英語さえほとんど通じなかったのにモンゴリアンの若者は英語話す人も多いし、ネットも普通に使える。

モンゴル舐めてた。普通にすげぇ。

サクッと宿を予約してカフェの女の子に教えてもらったバス停に向かう。途中、その辺の若者に場所を聞いたら案内してくれて、俺が乗るバスがくるまで一緒に待ってくれて教えてくれた。

モンゴルの優しい若者たち

あー、何て優しいんだ、モンゴリアン。

もうこの時点でかなりモンゴルが好きになっていた。

近くのバス停で降りて、宿まで歩く。

もう、22時過ぎてたから少し不安だったけど近くまで行ったらスタッフが外にでてきて案内してくれた。

チェックインして部屋に案内されると、ゲルにの中にベッドが並んでて、暖炉があり、モンゴルっぽい良い雰囲気の部屋だった。

ゲルみたいなモンゴルの宿

外はくそ寒いけど、暖炉のおかげで部屋の中はめちゃ暖かい。

同室のカナダ人のオフと少し話して、ビール買いに行こうとしたらもう閉まっててビール飲めなかった。

諦めて、中国で調べ物出来なかったぶんネットしておやすみ。

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モンゴルの荒野

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