最近ネットなどで手軽に取り組めるダイエット法、健康法としてオートファジーの文字を見かけることが多くなりました。最近はダイエット目的だけじゃなく、
- 腸内環境の改善
- 血液がキレイになる
- 免疫力の向上
- 自律神経が整う
- アンチエイジング
- 肌荒れの改善
など沢山のメリットがあり注目されているファスティング。
僕も何度か断食をしていて効果は実感しているので、経験談も交えながら断食することのメリットについて解説していきます。
オートファジー
オートファジー (Autophagy) とは、細胞が持っている、細胞内のタンパク質を分解するための仕組みの一つである。酵母からヒトに至るまでの真核生物に見られる機構であり、細胞内での異常なタンパク質の蓄積を防いだり、過剰にタンパク質合成したときや栄養環境が悪化したときにタンパク質のリサイクルを行ったり、細胞質内に侵入した病原微生物を排除したりすることで生体の恒常性維持に関与している[1]。このほか、個体発生の過程でのプログラム細胞死や、ハンチントン病などの疾患の発生、細胞のがん化抑制にも関与することが知られている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オートファジーとは”自分自身を食べる”ことで細胞内の老廃物や有害物質などを分解し、新しく正常な細胞を作る機能のことです。
最後の食事から16時間程度空腹の時間を作ることによってこのオートファジーが活性化し、細胞はエネルギーを補うために身体のなかに溜まった老廃物や有害物質を食べてエネルギーに変えるんですね。
お腹が空いてグーグー鳴っていたらオートファジーが身体の中の要らないものを食べてくれてるんだなぁってサインです。
16時間断食がおすすめな理由
何と言っても手軽に始められるこのオートファジーファスティング。
- 無理なく続けられる
- 好きなものを食べても良い
- 慣れたら全く苦じゃない
- 生活に支障がない
16時間断食というのは夜寝ている時間も含まれます。
例えば夜19時に夕飯を食べたとしましょう。そのまま寝て次の日の朝ごはんを抜きます。そしてお昼は11時以降に食べます。
16時間間隔があいていればいいので、自分のライフスタイルや好みに合わせて調整出来ます。
僕のおすすめは、夜食べて朝ごはんは抜きにしてお昼ごはんを食べる、夜は寝ているのでこれが一番無理なくできる時間帯かなぁと感じます。
好きなものを食べていい
やっぱりダイエットなどで挫折してしまう理由としてあげられるのが、
- 好きなものが食べられない
- 量が少なくて全然足りない
- 食べたぶんの運動が大変
こんな理由があります。
でもオートファジーは時間内なら別に何食べてもいいんです。
オートファジーのキモはどれだけカロリーを抑えるかではなく、16時間はなにも食べないというところにあります。
オートファジーで期待できるメリット
オートファジーの作用によってこれまで体内に溜まっていた老廃物や有害物質を食べてくれました。
するとあなたはすぐにこれらの効果を実感するかもしれません。
- お腹の調子が良くなった
- 肌質がよくなった
- 睡眠の質があがった
腸内環境が全て、という話もあるくらい腸はとても大事な機能です。
腸が整えばこれほど違うか、いかに腸が大事かが分かりますね。
オートファジーのデメリット
そんないいことばかりで、本当かなぁ?
良いことずくしのオートファジーですが、あえてデメリットをあげるとするなら筋力の低下、栄養が足りなくなる、などがあげられます。
適度な運動、サプリ等で足りない栄養を補うなど、工夫して取り組みましょう。
デトックス効果で腸内環境が整う
断食して一度腸内をデトックスすることで様々な効果を得られます。
皆さん、普段どんなものを食べていますか?
忙しくてコンビニ弁当やスーパーのお惣菜とかばっかり。。
とか、
私は無添加やオーガニックなど身体にいいものを食べてる!
という人もいるかも知れません。
でもいくら良いものを食べても腸内環境が整っていないと、身体はちゃんと栄養を吸収できずにそのまま消化されてしまいます。
なので健康食品を食べるよりもまず大事なのは腸内環境を整えることなんですね。
デトックス効果で肌荒れの改善も
腸内環境が整うことで肌荒れの改善も期待出来ます。
これまでニキビやアトピーなど、肌荒れが酷くてずっと悩んでいた人も断食をすることで肌荒れが改善されたと言う声が多くあがっています。
僕も以前断食をした時に肌質が変わったのを実感しました。
サーチュイン遺伝子で病気も治る?
サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子または長生き遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれ、その活性化により生物の寿命が延びるとされる。サーチュイン遺伝子の活性化により合成されるタンパク質、サーチュイン(英語 Sirtuin)はヒストン脱アセチル化酵素であるため、ヒストンとDNAの結合に作用し、遺伝的な調節を行うことで寿命を延ばすと考えられている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サーチュイン遺伝子は飢餓状態になると活性化し、サーチュイン遺伝子が活性化することでオートファジーが始まると言われています。
このサーチュイン遺伝子は普段はスイッチがOFFになっているので、空腹の時間を作り、飢餓状態になることでスイッチがONになります。
サーチュイン遺伝子は別名”長寿遺伝子”とも言われ、遺伝子が活発化して活性酸素を除去し、DNAを修復し、病気を防ぐ、治す。そうやって長寿になれるということを言ったそうです。
食の欧米化が進み病気も増えた
玄米に味噌汁、納豆、めざしを食べていた頃の日本では癌や糖尿病なんて病気はほとんどありませんでした。
戦後食の欧米化が進み、日本人も肉や乳製品を多く口にするようになり、それにともなって病気も欧米化してきましたね。
一度腸内環境を整えるためにも、気軽にできるプチ断食、16時間だけ食べないオートファジーダイエットから初めてみるのも良いかも知れません。
実際に断食をした感想
僕は以前10日間の断食をしたとがありますが実際に、
- 下痢体質だったのが治った
- 肌荒れが治った
- 味覚が敏感になった
- 目覚めがよくなった
- 自律神経が整った
- セルフコントロールの力がついた
ざっと思いつくだけでもこれだけの効果を実感しました。
特にずっと下痢体質で長い間、
- 1日に5回はトイレに行く
- トイレが近くにないと不安
だったのが、断食をしたあとでちゃんと固形のもの(汚くてすみません…)が出た時は感動しましたね。そんなもの長年みていなかったし、これからはトイレに振り回されなくてすむ!と、本当に嬉しかったです。
それからも、「最近食生活が乱れているな…」と感じたら2〜3日の断食をし腸内環境を整えてますし、オートファジーを知ってからは基本的に朝は食べないで夜食べるオートファジー生活をやっています。
まとめ
- オートファジーは16時間で良い
- 肌荒れの改善
- 若返りの効果(アンチエイジング)
- 免疫力の向上
- 血液をキレイにする
- 断食はメリットだらけ
- サーチュイン遺伝子で病気も治す
断食で得られるメリットについて書いてきましたがいかがだったでしょうか?
沢山の食べ物に溢れる現代、美味しいものを食べられる幸せも大事ですが、健康な身体があってこそです。
仕事があってなかなか断食できない人へ
仕事もあるのに食べなかったら仕事出来ないよ…
そんな方もいると思います。でも大丈夫です。
例えばお仕事が休みの日曜日に1日だけやってみるとか、お休みの日の前日に晩ごはんだけ抜いてみるとか、それだけでも内蔵を休められるので効果はあります。
僕たちの内蔵は産まれてからずっと働いてくれているので、たまには内蔵にもお休みをあげましょう。そうするときっと今より元気になりますよ。
1週間とか2週間の断食に挑戦する場合はちゃんとした知識のもとやらないと危険もともなうので注意しましょう。
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